2410.jpgダルマカメムシ幼虫。都内にて。

成虫は黒くて丸っこいただのカメムシだが、幼虫は異質な雰囲気を全身から放っている。紙のように扁平で、樹皮の隙間などに入り込んで身を隠している。肉食で、他の虫の卵など比較的無抵抗な生命体からエナジーを奪うのが生業。

典型的な里山昆虫で、ある程度人間が荒らした環境でしか見かけない。都市部の公園などにしばしばまとまって生息するが、あまりにも小さすぎて気づく人間などそういない。
近年、全国的に減ってきているらしい。




本来なら魔境からとっくに帰っているはずなのだが、まだ帰り道の半分も来ていない。最後の最後で、俺の生命に関わるどえらい大事件が発生し、凄惨かつ惨憺たる状況に追い込まれたのだ。
詳細はここには書かないが、アフリカの大地を司る全ての精霊、睡魔族の類に愛されてしまい、俺一人だけ世紀末犯罪都市に取り残され帰れなくなってしまったのだ。

比喩表現でも何でもなく、本当に路頭に迷って死にかけた。頼れる仲間達の尽力あって、文字通り首の皮一枚の所で奇跡的に窮地を脱する事ができた。
「安かろう悪かろう」という言葉の意味を、これほどまで噛み締めたのは、人生後にも先にも今回限り。

まあ、本当の地獄はこれから先なのだが。

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地獄より無事にご生還されますよう
noblita|2016.06.13/11:02
ご無事なようで良かったです!
M先生のつぶやきの|‥)というドラマチックな写真を拝見して
一抹の不安を感じていましたが、安心しました。
お疲れ様でした。
けそみん|2016.06.13/17:46

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