2012/05/03|Category:海外・東南アジア

一説によれば、カブト・クワガタは幼虫期に低温状態に晒されるほど幼虫で過ごす時間が長くなり、それだけ長い時間じっくり栄養をとって育つので大きな成虫になるという。昔に比べて矮小なサイズのカブト・クワガタが多くなったのは、温暖化やらヒートアイランドやらのせいで、急速に育ってすぐ蛹になってしまう個体が多いことのあらわれだという人もいる。

全身真っ黒のように見えるが、実際には上翅がうっすら虹色に輝いて美しい。でも写真に撮るとどうしてもそれが再現できない。
このカブトが欲しくて、毎晩山間部の別荘地にある街灯の下で待つのだが、夜になるとこの街灯に巨大なフクロウがやってきて陣取るのだ。こいつが、せっかく飛んでくるカブトをみな空中でかっさらってしまう。現地滞在中は、フクロウとの駆け引きが続くことになる。
マレーにて。