ちょいワル親父虫ウゴウゴルーガ

夏のアルバムから。
2656.jpgツチイロビロウドムシDendroides lesnei。長野にて。

亜高山帯上部の森林で見出される、奇怪な甲虫。枝分かれした長い触角が特徴的。生態の詳細は不明ながら、近い仲間のそれから察するに幼虫期は倒木樹皮下で小動物を食うものと思われる。

虫マニアの間で、「良い子の虫」という言葉が使われている。どうもあまりメジャーではなく、そこそこ種数があって、見た目のバリエーションもあって、同好者の中で古参が新参に対して横柄でない分類群に対して使われる言葉に思える。
この甲虫が属すアカハネムシ科は、日本ではべらぼうに種数が多い訳ではなく、外見も似たり寄ったりで面白みに欠けるため、正直人気はない。良い子の虫とは到底呼べそうにない。そんな中、比較的変わった姿をしているのが本種である。

信州、中房温泉からこれに酷似したナカブサツチビロウドムシが記載されている。あまりにも酷似しすぎて区別ができず、種として認めがたいという向きあり。

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