2016/08/28|Category:海外・アフリカ

ヒヨケムシ目はクモの親戚筋で、主にアフリカや中東の砂漠地帯に分布する。夜行性で、日中は砂の中に巧みに隠れており、日没と共に砂の上を素晴らしいスピードで疾走する。顔に付いた一対の強靱なハサミで、出会った小動物を瞬時に生きたままズタズタに切り刻み、食らいつくす。
この仲間はペットとして人気があり、日本では盛んに売買されている。脚が8本で外見はクモだが、腹部はぶにょぶにょしている上に毛深く、毛虫そのもの。言わば、毛虫とクモの合体生物。好きな人にも嫌いな人にもたまらない仕様となっている。
今までナマで生きたものを見た事がなかった、最後のクモガタ。これをもって、世界に現存する全クモガタ目を征服した。