2016/10/28|Category:膜
夏のアルバムから。
ヨナグニアシナガアリAphaenogaster rugulosa。与那国にて。
この島の固有種。同属かつもう一種の固有種クロミアシナガアリA. donannとともに、薄暗いジャングル内の地面で生活している。南西諸島には各島に固有性の強いアシナガアリが分布しているが、こんな狭い島内に固有種が2種も共存している事実は興味深い。
ヨナグニのほうはそこそこ見るが、クロミは少ないのか分布域が限られるのか、一度も見たことがない。
本種を含め、アシナガアリ属のいくつかの種は腹部を前方に曲げながら外を出歩く。威嚇などではなく、癖としてこういう体勢を常時とる種がいるのだ。この腹曲げ行動をするかしないかは種によって厳密に決まっているとされている。
しかし長野県のあるエリアに生息する、一般に腹曲げしない種とされる無印アシナガアリは、明らかにやる。そこの地域にいる個体群全部がやるのではなく、するコロニーとしないコロニーとが混在している。なぜかは知らない。

この島の固有種。同属かつもう一種の固有種クロミアシナガアリA. donannとともに、薄暗いジャングル内の地面で生活している。南西諸島には各島に固有性の強いアシナガアリが分布しているが、こんな狭い島内に固有種が2種も共存している事実は興味深い。
ヨナグニのほうはそこそこ見るが、クロミは少ないのか分布域が限られるのか、一度も見たことがない。
本種を含め、アシナガアリ属のいくつかの種は腹部を前方に曲げながら外を出歩く。威嚇などではなく、癖としてこういう体勢を常時とる種がいるのだ。この腹曲げ行動をするかしないかは種によって厳密に決まっているとされている。
しかし長野県のあるエリアに生息する、一般に腹曲げしない種とされる無印アシナガアリは、明らかにやる。そこの地域にいる個体群全部がやるのではなく、するコロニーとしないコロニーとが混在している。なぜかは知らない。