2719.jpgオットンガエルBabina subaspera。奄美にて。

奄美周辺に固有の巨大両生類。オットンオットンと鳴くからオットンガエルなのかとずっと思っていたが、明らかにそんな声では鳴かない。
普通、両生類の前足の指は4本で、人間でいう親指に該当する指がない(骨の名残としては皮膚の下に残っている)。だが、これと沖縄本島にいるホルストガエルは、ちゃんと指の形で親指がある。この親指の内部には、非常に長く鋭い骨が入っていて、何かの衝撃で先端が外へ飛び出す仕掛けになっている。敵に取り押さえられて危機的状況に追い詰められると、この鋭利なナイフの付いた前足をやみくもに振り回し、敵の手をスパッと切り裂くという。

本当に手を切り裂かれるのか、実際に素手で掴んで確かめてみたいものだが、それはできない。近年保護動物に指定されてしまい、勝手に手に取れないのだ。

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