2729.jpgシロオビトリノフンダマシCyrtarachne nagasakiensisの網。山口にて。

夜行性で、夜のみ網を張る。基本的に網は一般的なクモの巣のように丸い形だが、横糸の本数が恐ろしく少ない。すなわち、横糸同士の間隔が離れており、目のやたら粗い作りをしている。そのため、獲物は「網」にかかるのではなく「糸」にかかって捕らえられる。この類のクモの網には、主として蛾がかかる事が多いらしい。

かつてトリノフンダマシは、網を張らないと言われていた。深夜になってからでないと網を張らないため、造網習性が明らかになるのが遅れたという内容の話を、昔どこかで読んだと覚えている。
俺にはその話がどうにも腑に落ちない。夜行性のクモなどいくらでもいるのだから、クモを専門とするフィールドワーカーならば深夜クモを探して徘徊する者くらい古くからいたはずだ。そんなに近代になってからようやくその程度のことが判明したというのが、信じがたい。なお、上の写真が撮影されたのはせいぜい夜9時前後である。

トラックバック

http://sangetuki.blog.fc2.com/tb.php/2281-77366101

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する