2016/12/05|Category:毛


前回も今回も晴天で、安定した気候だったのに、なんで前回いなかったんだろうか。間違いなく既に羽化はしてたはずだ。もしかしたら、羽化後しばらくは落ち葉下の目立たない所に隠れて活動しないのかも知れない。この生物の生態に関しては、ネットや文献で現時点で得られる情報が極めて少ないため、推測と勘に頼らねば出会うこともままならない。
心残りは、冬尺のそれのように翅が退化したというメスを、とうとう発見出来なかったこと。オスの発生具合からみて間違いなく近くにいるはずなのに。そも、活動時間帯がいつで、植物上に登る習性があるかも分からず探して見つかるはずもないわけだが。
ネット上に見られる僅かな情報から推測すると、どうもメスは日中膝下くらいの高さの下草や貧弱なひこばえの葉上にいるらしいのだが、どんなに探してもオスの姿しかなかった。