2017/01/19|Category:脊椎動物

東アジアにしかおらず、しかも個体数の極めて少ない絶滅危惧種として知られる。冬に主に西南日本に飛来し、河口部などで越冬する。見るまで気づかなかったが、ここは毎年一定数のコレが来る場所だったらしい。普通に通行人がバンバン通るような道のすぐ脇で、集団で突っ立っていた。
俺は初めて見たので、感激して座って動かなかったが、通行人はみな特に騒ぎもせず普通に通り過ぎていった。希少種が身近にいることは素晴らしいが、一方でヘンに大騒ぎして構ったりせず、互いに見て見ぬふりして過ごすのも、人と野生動物のあるべき姿なのかも知れないと思った。



嘴の表面には、細かいシワが沢山寄っている。たぶん、予想だがこのシワは人間の指紋、牛の鼻紋と同じで、個体によって入り方が違うような気がする。