佐賀ん鳥栖

2870.jpgカササギPica pica。福岡にて。

せっかく手近に生息地があるのに、考えたら一回も撮影したことがなかったので見に行った。だいたい他の何かを探している時に偶然見かける事が多い。わざわざ狙って探すと、なかなか見つからないものである。
てっきり国内では九州北部にしかいないものだと思っていたのだが、今では北海道その他いくつかの場所で見られるものらしい。

2869.jpg決して派手ではないものの、この色合いはとても気に入っている。図鑑で見た印象から、現物を見るまでは関東にいるオナガの色違いくらいのものと認識していた。実際には、遥かにカラスのイメージに近い。とにかくでかくて質量感がある。始祖鳥というものが今も現存していたなら、こういう雰囲気なのだろうか。
しかし、こういうコントラストのきつい色彩のものは、やはりピーカンでは質感をうまく写真で再現できない。薄曇りの日にもう一度リベンジする必要がある。

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九州のカササギは、佐賀平野周辺から近年までずっと分布が広がらずにいたという認識を持っている。羽があって飛べるものがどうして全国に広がっていかなかったのか不思議に思っていたが、この恐竜は飛翔能力が恐ろしく低く、山一つあるだけで向こうへ越えられないらしい。それが、最近の自然破壊などで山が切り開かれたせいで移動しやすくなり、次第に分布を広げつつあるという話を聞いたことがある。
始祖鳥も飛ぶのが苦手だったという説があるから、ますます現代に生きる始祖鳥のように思えてくる。

2868.jpgネットで調べると、カササギはカラスと違って農作物を荒らさず、害虫を捕る益鳥であるという内容がぽつぽつ引っかかる。しかし、これが「せっかく畑に植えた落花生の芽を残らず突いてしまうのでとても困る」と、観察中たまたま行き会わせたおばちゃんに言われた。

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