3008.jpgムナジロガラスCorvus albus。ケニアにて。

日本のブトボソとタメサイズ。胸元が白く、カササギのような美しさを持つ。見ようによっては、普通のカラスが白いシャツを着たようにも見えて、愛嬌がある。
アフリカでは超弩級の普通種で、そこらにいくらでも見られる。NHK教育の砂アニメよりカラスの好きな俺は、どうにかしてこいつらを写真に撮りたいと思っていたのだが、しかし、この最もアフリカで普通にいて身近な恐竜を撮影することは、きわめて難しいのだ。

日本でも似たり寄ったりだが、アフリカにおいてスズメとカラスは、原則として市街地にしかいない。だから、スズメとカラスを撮影できるのは街中だけである。だが、アフリカの市街地というのは筆舌に尽くしがたく治安が悪い。日本の街中とはまるで次元が違う。あんな中で、高価な一眼カメラやら望遠レンズやらをぶら下げて歩くなど、ならず者共に襲ってくれと宣伝するも同じ。
しかも、国にもよるがアフリカ人の中には、知らない人間からカメラを向けられるのを極度に嫌がる者がいる。単に町の景色を撮ろうとした外国人が、現地人に隠し撮りしていると勘違いされ、棍棒振りかざして追っ掛けられたという話も聞く。レンズを向けた鳥の、さらにその向こうにたまたまいた人間から、いかなる勘違いをされるか知れない以上、必然的にカメラを街中で取り出せる機会は限られてくる。
今回、たまたま泊まったホテルの敷地内でただ一度だけ飛来した個体を、なんとか撮った。遠すぎていまいち。敷地の外の通りでは、いくらでもゴミを漁ってる奴らをすぐ近くで見られるというのに。

アフリカで、スズメとカラスほど撮影至難な鳥はいない。

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