2017/07/28|Category:甲

ヨシ原に特異的に生息する。メダカカッコウと呼ばれる仲間は日本に4種ほどいるが、そのうち本種のみ本土で見られ、残りは南西諸島にいる。
中米コスタリカにはアリ植物化したコショウが生育しており、変形した葉柄内に特殊な種のオオズアリを養う。葉柄内壁からは栄養体を分泌し、アリに餌として提供している。ところが、このコショウ上には同じく特殊な小型カッコウムシが住み、アリを専門に食い殺すほか、栄養体を盗み食いする。
そのカッコウムシが、このメダカカッコウにすごく似た外見をしている。一度は見てみたいのだが、機会に恵まれない。
ヤマトヒメメダカカッコウは捕食性というが、何を喰って生きてるんだろうか。まさかアリ専食ではあるまい。