3122.jpgケブカクモバエPenicillidia jenynsiiとヘラズネクモバエNycteribia parvulla。四国にて。

コウモリに寄生する、にわかにはとてもハエに見えない者。成虫は蛹の状態で子を産む。出産間際に寄主から離れ、洞窟の壁面に産み付ける。蛹は長期間休眠しているようだが、寄主が近づいてきたときに恐らくそれが吐く二酸化炭素に反応してすぐ羽化する。
洞窟の天井にびっちりこれの蛹が取り付いている所を人間が歩くと、人間の吐く二酸化炭素にも反応するらしく、ぞくぞくと這い出してくる。しかし、這い出てこられても人間からは吸血できないはずなので、ただただ申し訳ない限りである。

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これは!形態も生態も一から十まで驚嘆してしまいます!
さらに明瞭な写真と正調小松節の解説でさらに嘆息。すごい生き物がいるものですね!
けそみん|2017.09.20/20:12
変!変!頭、何処?
ツンツンした体毛がやっぱりハエっぽい、
トランスフォームした生物の感があります・・
瓜豆|2017.09.20/22:25
ほんと、日本にこんな面白い生き物がいてくれて、神に感謝すらしたいレベルです。現物みるまで、頭がどこにあるのか私も知りませんでした。
-|2017.09.21/09:03

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