グレート・ニタ

3319.jpgサスライアリ。ケニアにて。

タイタヒルズのサバナでは、人とライオンが共存して暮らしている。人の居住区は、大仁田厚の戦うリングよろしく周囲を電流爆破付きの有刺鉄柵で囲われている。そんな囲いが、サバナの幾つかに点在している。
夜間、ライオンが水を毎日飲みに来る池の傍にある小さな囲いの中で、たまたまサスライアリの行列を見つけた。絶対防護領域の内側だと思って安心して観察していたのだが、ガイドに「俺の見える位置には必ずいろ。ここの鉄柵の電流は夜は切っている。ライオンが鉄柵をよじ登って柵内に入ってくることがあるぞ」と言われて、一気に肝が冷えた。そんな状況で、ライオンの襲撃に常に最大限の警戒を払いつつ、アリの行列にときどき紛れて歩いてくるゴマ粒サイズの虫を撮影し続けたのだった。

国内外を問わず、生き物の写真家は大変な労力をかけて、時に自らの命も危険にさらしつつ写真を撮影している。

トラックバック

http://sangetuki.blog.fc2.com/tb.php/2668-08126ce9

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する