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3718.jpgフチグロトゲエダシャクNyssiodes lefuarius。茨城にて。

冬尺と呼ばれるガの仲間としては、一番遅く出現する部類の者。早春の短期間のみ成虫が出現する。川べりの土手のような、オープンかつ草丈の低い草地に限って生息する。かつては珍種扱いされていたが、今では日本各地の広域において分布が確認されている。真っ昼間の早春などという、誰もガを探しに行こうなどという気を起こさない時期と環境下においてのみ姿を見せる種ゆえ、虫マニアの目に触れなかったのだ。
ただ、日本の広域に見られるとはいえ、実際の生息地はけっこう局所的ゆえ、狙って行かねばまず姿を見られない。俺も本当に久々に見た。長野にいた時、家のすぐ側に小規模ながら確実に見られる発生地があったのに、カラマツが植林されて森林化してしまって以後そこでは発生が絶えてしまった。

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