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3717.jpgフチグロトゲエダシャクのメス。

フェロモンを散らしてコーリング中。オスはステンドグラスを思わせる模様の翅を持つ、普通のガの姿。しかし、メスは翅が痕跡すらなく、まるでアザラシのような背格好をしている。
このガの活動ピークは日中の11-12時くらい、しかも日照がある時にしか活動しない。オスは午前中の遅い時間から、セセリチョウを思わせる俊敏な飛び方で草原を流し、メスを探す。正午近くになると、草陰でメスがフェロモンを散らし始め、これを感知したオスはジグザグを描くような飛び方をしつつ速度を落として地上へ降り、そこにいるメスと連結・交尾する。
そのため、草原でオスの動きを注意深く目で追い続けていれば、いずれメスのいる場所まで導いてもらえることが多い。逆に、オスの助けなしに野外で草陰のどこかに潜むメスを見つけるのは、絶対に不可能。

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