IMG_4593.jpg
エゾアカヤマアリFormica yessensis。高原で見られる紅いアリで、枯れ草を集めて大きな塚を作ることで有名。非常に攻撃的で、巣を刺激すると集団で襲い掛かってくる。噛み付いたり、強力な蟻酸を水鉄砲のように飛ばすため、顔をむやみに近づけるのは危険。しかし、これの巣には珍しい好蟻性の甲虫がいるため、戦わざるを得ない。森林を荒らす害虫の駆除にかなり貢献しているようで、ヨーロッパ産の近似種は法律で保護されているという。

定量的なデータはないが、ここ最近どこでも明らかに減っていると思う。乗鞍岳方面は特にひどい。10年前、道路わきの歩道を埋め尽くすほどいっぱいいたはずなのに、今では普通のクロヤマアリF. japonicaに置き換わりつつある。塚も巨大なものはめったに見なくなった。

長野にて。

トラックバック

http://sangetuki.blog.fc2.com/tb.php/333-e1c18565

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する