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コブヤスデPseudocatapyrgodesmus glaucus。日本固有の珍奇なヤスデ。各体節には一対のコブを持ち、それが一列に連なった姿はまるで列車の線路を思わせる。関東地方の平地でスポット的に見つかっているのみで、個体数も少ない。まだ公式に10個体前後しか発見されていないと思う。関東地方の複数都県でレッドリストに名を連ねている。土壌動物のサンプリングで偶然見つかることが多いようで、生態は不明とされているが、近縁属の生態から恐らくアリと関係を持つものと思われる。この個体も古いサクラアリParatrechina sakuraeの巣部屋から見つかった。動きは恐ろしく遅く、あまり動こうともしない。湿度の高い鬱蒼とした屋敷林の腐葉土の多く堆積した場所にいるものらしく、森林伐採による乾燥化は脅威となるだろう。この珍しいヤスデを守るために、環境をこれ以上悪化させないようにせねばならない。


という趣旨のことが各都県のレッドリストに記されているが、そう言われてはいそうですか、ならばここに住宅地をつくるのをやめましょう等と誰がいうのだろうか。いくら希少と叫んだ所で所詮はゲジゲジである。
埼玉にて。

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