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4169.jpg井戸から汲み出された生物。

つい先日、「場所柄ヤバいものが出るかも」と言った傍から、出てしまった。体長4-5mm程度、薄い桃色がかった白い色をしており、扁平。植田まさしの漫画に出てきそうなつぶらな点目の顔をしている。
一瞬、まさか同じ県内で得られているアレではないかとの思いがよぎる。地球上でただ一か所、同県内の個人宅の井戸だけから得られているという、国の絶滅危惧種たるアイツだ。しかし、この仲間の種同定は極めて難しいことで知られており、しかも湧水・伏流水から得られて広域分布する同属のド普通種がいるそうなので、早合点はできない。もし問題のアイツであれば、とある顕著な形態的特徴を有するはずだ。それは、背面正中線に沿って等間隔で並ぶ、乳首状の突起である。少なくともこれまで日本国内において知られるこの生物分類群で、この特徴を持つのは現状アイツ一種しかいないことになっている。乳首のあるなしを確かめねばならない。
だが、こいつはとにかく小さいうえ、意外に高速で這い回る。体を真横にした瞬間でなければ、乳首をきちんと目視で確認できない。カメラのレンズで必死に追いかけ、どうにか写し取った。

4170.jpg
とても小さいが、間違いなく背中が平坦ではなく、乳首っぽい出っ張りが等間隔に認められた。自動的に、あのヤバい奴という結論になる。地球上で二か所目の生息地を暴いてしまったらしい。

さて、これは一体どこへ持っていくべき案件だろうか。

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カントウイドウズムシですかね?
-|2020.03.16/20:29

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