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4226.jpgタイコウチLaccotrephes japonensis。茨城にて。

本当に久々に見た。ミズカマキリと並び、現存する日本最大の水生カメムシなので、見つけると嬉しいものだ。タガメ?そんなもの知らん。寝言は寝て言え。

八重山にいるという、これの友達をどうしても見てみたい。昨年西の果ての島に所用で行った際、執拗に探したが一匹も発見できなかった。地元の博物館の人でさえ、もう5-6年見ていないと言っていた。逆に言えば、5-6年前まではそれなりに目につくものだったらしい。数年前に大干ばつが島を襲って以降、水物はからきしダメになったそうだ。
多分、現時点でそれは国内絶滅していると思う。だが、もしこれがそこそこ飛翔能力の高い種であれば、隣の台湾からまた飛来して定着しそうな気もする。南西諸島においてタガメは明らかに土着個体群がおらず、台湾から単発で飛んできた個体が見つかっているに過ぎないという話がある(タガメという実体がないものを、さも実体があるかのように語ってしまった)。かつて南西諸島では、タイワンタガメが1-2例だけ見つかっており、大仰にも国の絶滅危惧種とされているが、これも単なる偶然の飛来個体であろう。

タイコウチの友達も、かの国から遊びに来て、なんなら定住してもらいたいものだが、仮に遊びに来てもらったとしても、その受け皿となる湿地環境が軒並みダメになっているのが、何とももどかしい。

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