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ヒメベッコウ一種Auplopus sp.。茨城にて。

似た種が多く、外見で種は確定できない。泥を集めて複数のカプセルをこしらえ、そこに毒針で麻酔したクモを、脚を全て切断した状態で格納する。

最近ではよくわからない理由により、このハチの名をヒメクモバチと表記せねばならないらしい。しかし、これとは別系統のハチでクモヒメバチという仲間がいるため、その名を使いだすと恐ろしくややこしい。門外漢が見たら、100人が100人ヒメクモバチとクモヒメバチを混同するのは目に見えている。本当によくない名前だ。今更わざわざ付け直すような名ではなかろうに。
もっとも、ヒメベッコウの名にしても、とあるカタツムリの一群に全く同名のものがいるので、ややこしいといえばややこしいのだが、この場合ではそもそもあまりにもかけ離れた生物同士である。日常会話の中で、ベッコウバチとカタツムリの話を同時にする局面などまずありえないので、両者が同名ゆえに話し手聞き手が混乱することはあるまい。だが、ヒメクモバチとクモヒメバチは同じハチの仲間で、しかも双方ともクモを獲物にするという生態まで共有する。同じハチという分類群同士の片割れに、あえてこんな紛らわしい名を付け直したことが問題なのだ。

私は一貫として、ベッコウバチのことをベッコウバチと呼び続けており、いかなる理由があっても〇〇〇〇(入力するのも嫌)の名を使わない。それは単なる個人的な懐古主義のみならず、上述のような問題を良しと思わないことによる。

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