FC2ブログ

4430.jpgメクラミズムシ一種。

大雨の続いたある日、いつもより奮発して一度に1500回ほど井戸ポンプを漕ぎまくったら、一匹だけ出た。今年の頭から、もうかれこれ通算で5万回か6万回は漕いだポンプだが、こいつが出たのは初めて。いつもは大量のヨコエビしか出ないのに。まあ、絶対ここには生息していると思ってはいたので、驚きはないが・・。
半透明のガラスのような体を持つ美しい甲殻類で、眼を完全に欠く。地下水性のミズムシ類は、国内だけでも相当種数が知られており、種毎にある程度の地域固有性を示す。大半の種はたかだか数mm程度の微少なものだが、中には2-3cmもある化け物サイズの奴もいる。

つくづく地下水生物というのは、同じ井戸ポンプでも漕ぐ季節やその時の気象条件(大雨だったり、ぎゃくに渇水だったり)によって、出てくるものの顔ぶれがかなり変化するものなのだと思い知らされる。よって、たかが一、二度きり一つの井戸ポンプを1-2万回ぽっち漕いだだけで、「ここの井戸は良い悪い」と評価するのは極めて軽率であり、危うい。

トラックバック

http://sangetuki.blog.fc2.com/tb.php/3707-c4947bad

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する