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4441.jpgカワチマルクビゴミムシNebria lewisi。茨城にて。

寒風吹きすさぶ夜の河川敷に、夥しい数が出てきていた。交尾しているペアも複数見たが、灯りに敏感で照らすとすぐ乖離して遁走してしまう。思えば春先にこいつらが交尾しているのを、一度も見たことがない。今時期交尾を済ませて越冬し、翌年は産卵だけして終わりなのか。

これを見た河川敷は、ウン10年前に二つ紋がある奴と頭が黒い奴の記録が出ている場所。もしこの記録の同定を手放しに信用するのであれば、虎キチクルーネックのダスティーバグ三兄弟が一挙に揃い踏みしていたことになる。当然、現在は見る影もない。
当時はどうだったか知らんが、今ここの岸辺は広域にわたって砂利の間にドロが詰まって固まっており、少なくとも二つ紋の生息など到底望むべくもない。頭が黒い奴ならばイケるのではないかと、水際から乾いた草地に至るまで探したが、なおさらいるわけがなかった。あの記録出したヒト、あなたが見たのはほんとに頭の黒い奴でしたか? 実のところカワチの見間違いじゃないですか?

この仲間の面々は、どうも晩秋から初冬にかけてのやたら寒い時期ほど、表で活動している疑惑があるため、それを探すためにはわざわざそんな時期の夜中に河川敷や用水路周辺をウロウロせねばならない。それだけに、ド普通種のカワチ以外何も見つからなかった時の辛さは温暖期のヌルどころの話ではない。

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