慎吾

IMG_0438.jpgカトリヤンマGynacantha japonica。美しい大形トンボの一種で、ものすごく蚊の多い鬱蒼としたヤブにいた。撮影中はかなりつらい状況だったが、その名と異なり俺の周りの蚊は取ってくれなかった。正月にやる羽子板の羽根は、このトンボをモデルにしているという説がある。兵庫にて。

ビオトープという言葉が日本に普及し始めた頃、テレビでどっかの街中に様々なトンボが群れ飛ぶ「トンボの楽園」を作ろうとしているという特集番組をやっていた。自然を守る素晴らしい行いだとして、取材する方もされる方もみんなが喜んでいた。
でも、トンボの楽園というのはすなわち蚊の楽園である。餌もないのにトンボは飛ばない。そこまで考えての試みだったのだろうか。その街の人間全員がトンボの群れ飛ぶ街に住める代償として蚊や蝿の群れを街に受け入れることに同意してのことなのだろうか。結局その街の試みがうまくいったのかどうかは知らない。

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