いおげいしゃ

IMG_0236.jpgクジャクチョウInachis io。いる場所では珍しいものではないが、最初見たときの感激は忘れ得ない。成虫越冬のため、秋に忙しなく花から花へ飛び移ってはエネルギーをその小さな体に蓄える。越冬は物陰に隠れて行うが、民家に入り込むことも。長野にて。

ヨーロッパのどっかの国だったと思うが、秋(これも確かではないが、確か秋)になると家の天井を棒でドンツクドンツク突く祭りみたいな風習があるらしい。不幸をもたらす「蝶」を家から追い出すための習わしで、日本の各地にある虫追い・鳥追い祭りと似たものであろう。蝶を追い出すというのは日本ではあまりイメージが湧かないが、向こうの国々では大切なこと。

秋になると、成虫越冬するタテハチョウ類が多量に家の屋根裏に冬眠のため侵入してくるのである。そして、タテハチョウ類は汚いものにたかる習性があり、その汚い脚で大切な家畜の目に止まって目脂などを吸うため、家畜が失明する病気にかかるらしい。だから、家の周りから少しでもタテハチョウ類を遠ざけておきたいという昔の人々の願いが込められているのだ、という話をかつてテレビで見た。

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いお おいらん?
前翅の瞳の下の水色の雫は乙女イオの流した涙だとか、
派手やかなお練歩をする花魁の様です、

センチコガネもハエもチョウも小学生も皆、汚い処を歩く、
自然界では清濁なんぞの分別は無意味ですね、

生産者は本当にご苦労が絶えませんね。
瓜豆|2012.09.11/16:59
青い目玉模様を見せつけられると、つい見入ってしまいます。赤い地色もとても鮮やかですね。
日本の山間部の山荘にも、秋にはクジャクチョウをはじめ様々なタテハチョウが飛び込んできます。
richoo|2012.09.11/17:20

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