Maid土産でゲソ
2012/11/06|Category:海外・東南アジア

恐らく熱帯のジャングルには多いはずだが、常に木の高所に営巣するため滅多に低いところで見られない「幻の普通種アリ」。それが偶然、目線の高さで営巣している木を見つけてしまった。もうこういう事は二度とない。今回の遠征で、冥土への旅の足を三里も進めてしまった。先はもう長くないだろう。

動きは敏捷。目が巨大なだけあって視力が発達し、こちらの挙動をいちいち気にする。ぱっと見の姿と動作は、系統的には無関係ながら南米のアカシアアリPseudomyrmexに極めてそっくり。拡大すると、オーストラリアの生きた化石アカツキアリNothomyrmeciaに似た雰囲気もなくはない。

ボルネオにて。