夕焼けこやけで真っ蚊っ蚊

IMG_3207.jpgハッチョウトンボ一種Nannophya sp.。一円玉サイズの極小種。ボルネオにて。

ボルネオの調査地は、水場が多くて蚊が多いのを反映して、トンボの種類も数もとても多かった。中にはとても美しいものもいた。トンボは別に研究対象ではないし撮影に手間がかかるため、多かった割にあまり相手にしなかった。それでも、空き時間には沼っぺりで童心に返りトンボを追い回した。
せっかく蚊の多い危険地帯で仕事するのだから、逆にそれを楽しまなければやってられない。

IMG_2961.jpgチョウトンボの仲間Rhyothemis triangularis?。止まると翅を互い違いにニラニラ動かす。

今回の旅では、この場所ではこの2種しか撮ってない。以下、2-3年前に同じ場所に短期滞在した時の副産物。

P1270604.jpg日本では見ない雰囲気のイトトンボ。名前は知らない。

P1270441.jpg見つけたときはイトトンボと思ったが、カワトンボ系であろう種。名前は知らない。

P1270835---コピー東南アジアでよく見る翅が赤いトンボ。アカスジベッコウトンボ属Nerothemis辺りだろうが、この属は似た種が多いのでよく分からない。

P1270839.jpg絶対に垂直面にしか止まらない変なトンボ。何十回脅しても地べたには止まらない。森で見かける種で、恐らく樹洞に溜まった雨水に産卵するのだろう。

P1270339.jpgハナダカトンボ一種。好き。

P1270985.jpg滝を見つめる。


自然の沼や川がいくらでもあって、無数の蚊がいて、様々なトンボが沢山いる。これが本当の「トンボの楽園」である。日本には本当の「トンボの楽園」なんて、もうどこにもないし作ることも許されないと思う。トンボの楽園というのは、人間にとっての地獄である。

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