IMG_9399.jpgノイヌ。東南アジア某所にて。犬畜生の写真には何の執着も未練もないので、クレジットすら入れない。

まだ幼い仔犬。近寄ってきそうだったので、奇声と珍奇な踊りで脅して遠ざけた。海外ではたとえ小さくて可愛らしい(と一般に言われているが俺は全くそう思わない)仔犬でも、狂犬病を持つ個体は持っていると考えてしかるべきである。外見でキャリアーか否かは判別できない。成犬より手を出しやすい分、むしろ危険性は高いだろう。狂犬病は犬に噛まれるだけでなく、ささいな傷や粘膜を舐められただけでも感染することを忘れてはならない。

海外の仔犬でもう一つ厄介なのは、近くにいるであろうその親犬。自分の子供を守るためにいつもにも増して攻撃的になっている。子供が幼いほどその傾向は強い。ボルネオの宿舎に泊まっていた時、近所の原住民が飼ってた犬がタイミング悪く出産してしまった。宿舎を出入りする時必ずその家の前を通らねばならぬのだが、通る人間誰彼構わず襲い掛かるので、宿泊者はみな迷惑していた。
熱帯諸国には、犬を鎖でつなぐなんて文化はない。もっとも、それは今の日本の市街地にある緑地公園でも似たりよったりだが。



関係ないが、俺は近年日本で犬を散歩させるときに多くの飼い主が使っている「巻尺みたいに伸び縮みする紐」が、心から許せない。あれでは犬をつなぐ意味がまるでない。ただの儀式である。犬が嫌いな人間からすると、向こうの射程範囲がいったいどこまでなのかがわからないので、ストレスフル。つながれているからと油断していると、すれ違いざまにこちらの予想を超えて接近してくることがあって、心臓に悪い。
世の中には虫や蛇が嫌いな人間がいるように、犬が嫌いな人間もいる。あの巻尺を当たり前に使っている犬の飼い主も、あれを考案して製品化したメーカーも、なぜ公共の場所で犬をつながねばいけないのか、そしてそれがなぜ各地の条例でわざわざ義務付けられているのかを、一度考えてもらいたいものである。

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私も犬が大嫌いなので、巻尺の件大いに共感しました。ある時、凶暴に吠える犬に頭にきて、ひき殺してやろうと車で突進したことがあるが、車の下に潜られて果たせなかった。
wagimo|2013.03.16/09:30
犬好きな人にはなかなか分かってもらえないですが、サイズの大小にかかわらず犬に突然向かってこられると、嫌いな人間にとっては耐え難い恐怖ですよね。
流石によほどの危険が及ばない限り殺そうとまでは思わないですが、犬を飼っている人にはちゃんと自分の飼っている犬をしつけて欲しいですね。そして何より、少なくとも日本では不幸な野犬を作らない努力をして欲しいです。
-|2013.03.16/14:37

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