こけがコケガ一種Lithosiinae sp.幼虫。樹幹に夜現れ、樹皮をかじっている。フワフワした丸っこい感じで、ついナデナデしてやりたくなる。しかし、実際にやるととんでもないことになるので、決して素手ではさわれない。「こんなキメェ虫、誰が好き好んで触るかボケェ」という人間がいるかもしれないが、フィールドで樹皮を剥いで虫を探す時に、たまたま潜んでいたやつに触れてしまうことがあるのだ。

肌に触れた途端、この一見柔らかそうで実は針のように鋭く硬い毛がびっちり刺さってくる。これは毒針であり、刺さって数十秒後にジンジンと痛がゆさが患部に襲い来る。慌ててこすると毒針をさらに肌にすり込むことになるため、ガムテープをベタベタ貼って剥がしてを繰り返し毒針を抜くのがよい。しかし、こうしてすぐ毒針を抜いたとしても、数日は痛がゆさが残り続ける。

植物の茎に生えるガラス質の細かいトゲが指に刺さった時にも、ガムテープは活躍する。フィールド調査の必需品だ。

タイにて。

トラックバック

http://sangetuki.blog.fc2.com/tb.php/621-6b1616db

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する