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カタクリErythronium japonicum。家の近所にたくさん咲く場所があったのだが、最近は信じ難いほどにまで数が減った。正確には、株の数自体は減っていないのだが、花を咲かせる個体がものすごく少なくなった。森の手入れがなされなくなり、林床に十分光が差さなくなったせいだろう。

カタクリは花を咲かせるまで8年くらいかかる。それまでは、毎年春先に葉っぱだけ出しては枯れるのを繰り返し、根に花を咲かせるのに十分な養分を蓄積するのだ。しかし、花を咲かせることができても、開花期に十分日光を浴びることが出来ねば、翌年はまた葉っぱだけ出して終わりになってしまう。
この森は、そんな葉っぱだけしか出せずに終わるカタクリばかり目立つようになってしまった。

長野にて。

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一輪で充分、
篝火の如く咲く花の様、
葯の重さ?に俯いてる風情が好いです、
種はアリの好物を付けて運ばせるとか・・
瓜豆|2013.05.22/16:53
今年は、タネがアリに運ばれるさまを絶対に観察してやろうと目論んでいます。今咲いている花は、全てアリがかつて仕事をした結果であることを思うと感慨深いものです。
richoo|2013.05.22/17:43

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