288.jpgヨモギの上にいたヒメシジミの終令幼虫。トビイロケアリが随伴する。長野にて。

ヒメシジミの幼虫は、数の多さの割に見つけにくい。しかし、葉に特徴的な食痕を残すので、それを目印にすれば探せないことはない。本種に限った話ではないが、シジミチョウの幼虫は葉っぱを普通にバリバリ食わず、内部の葉肉だけを食べる独特の食い方をする。
ヒメシジミの幼虫は、どちらかというと夜間活発に動くようにも思える。これは薄暮にみつけたもの。

ヒメシジミは、蝶としては異様なほど食草分類群の幅が広い。その気になれば、大抵の草本植物は食えるんじゃないかと思えるほどだ。それでも、一つの生息地内で食う食草は比較的限られていると思う。
何でも食べられるのだから生存戦略的には成功している部類の蝶のはずなのだが、その割には全国的に減少傾向が著しい。本州中部ではまだ掃いて捨てるほどいるが、生息範囲はあきらかに年々市街地から遠ざかっている。

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