297.jpgオオミズスマシDineutus orientalis。水面をスイスイ滑るように泳ぐ、ミニチュアの潜水艇。びびらせると水底に隠れる。うっすら金属光沢があって美しい。長野にて。

日本のミズスマシ類はかなりの種類がいるようだが、すべて例外なく絶滅に瀕している。水質汚染、外来魚の捕食などなどによる。今住んでるクソ田舎にやってくるまで、俺は日本の何処でもミズスマシという生物自体を見たことがなく、その存在すら疑っていたほどだ。そしてそのクソ田舎でも、どんどん見られる場所がなくなってきた。流水性のオナガミズスマシ類なんか、近所の生息地では一時姿を見ない時期が数年も続いた。日本においてこの先、このひょうきんな生物が減ることはあっても、増えることは絶対にない。ゲンゴロウより危機的な状況にあると、俺は思う。

298.jpg今から10年前に、上の個体を撮影した場所で撮影した写真。スイカのタネを水面にぶちまけたような大群が見られた。今ではもうこんな光景は見られない。いや、少ないながらもまだ生息しているだけマシだろう。この生息地は岸辺がごく浅く、そこに芦が密生している。バスとギルに汚染された池だが、岸辺にはこういう魚が寄って来にくい立地のため、なんとか水生昆虫たちはそこを避難場所として生き残っている。

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オキナワオオミズスマシが水面を暴走する様子を観察したいです、
あと芳香がするそうなのでクンカクンカしたいです(´・ω・`)。
micromyu|2013.07.01/13:00
アレの匂いはいいものです。実は本土のオオミズもまったく同じ匂いがします。誰か香水をつくらないかな。
-|2013.07.01/17:23

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