黒のセプター

302.jpgサラサヤンマSarasaeschna pryeri。薄暗い杉林の中の湿地で、テリトリーを張っていた。分布は広いが、なかなか見られないトンボの一種。愛知にて。

ニンテンドー64用ソフト「時空戦士テュロック」は、高校時代に俺が執心していたテレビゲーム。なぜかインデヤン風の主人公を操り、襲い来る兵士やら恐竜やらを無駄に多彩な武器で倒していく内容なのだが、このゲームに出てくる敵キャラにリアルなトンボがいるのだ。
見た目は普通のヤンマ(体型的にはトラフトンボが近い)で、大きさがカラスほどもある。こちらの姿を認めた途端にジグザグを描いて迫ってきて、後頭部に齧り付いてくるのだ。弓矢一発で殺せるひ弱な敵なのだが、動きがべらぼうにすばしっこく、倒せぬままに後ろを取られることが多い。そして、殺しても光の柱と共に突然また出現して襲ってくる。痛み無くして倒しがたい強敵である。

日本ではトンボを益虫としてあがめ奉っている雰囲気だが、西洋圏など海外では不吉な「悪魔の虫」と見なされているらしい。「時空戦士テュロック」は、もともとアメリカでヒットして日本に持ち込まれたゲームなので、トンボが敵として出てくるのだと思う。日本人の感覚では、「何でトンボ?」と思わずにおれない。

トラックバック

http://sangetuki.blog.fc2.com/tb.php/757-2ad7e854

このトンボの写真の構図、すごい!
見たことない感じですね!
あきざる|2015.02.26/22:30
ありがとうございます。たまたま、トンボの機嫌が良かったので何とか採らせてくれました。
-|2015.02.26/22:37

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する