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344.jpg毒蝶と、それそっくりな毒蛾。上はコウトウマダラ(スジグロシロマダラ)Danaus melanippus、下はマダラガ一種。飛んでいると区別しがたいが、蛾の方は止まり方が蝶とぜんぜん違う。両方とも、体内に毒を持っているので味が不味く、天敵に襲われにくい。毒を持つもの同士がそっくりになる、ミュラー型擬態の一例かもしれない。
しかしそうはいっても、時にはこいつらも天敵に襲われる。こいつらの味の悪さをまだ学習していない天敵は、そこらにうようよいるはずだからだ。上の毒蝶の後翅を見ると、左右対称に欠けている。左右の翅を閉じて休んでいる時に、何らかの敵に後ろから噛みつかれてこうなったのだ。

マダラチョウの中には青い翅をもつルリマダラ類というのがいるが、これがいる地域にはやはり青い翅をもつ有毒のマダラガが生息する。どちらも美しい。

東南アジア某所にて。

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