392.jpgクサカゲロウ一種幼虫。アオバハゴロモの幼虫がたかっていたらしき枝にいた。ハゴロモの幼虫は、体から綿状のワックスを多量に分泌して体に纏う。クサカゲロウはこれをかき集めて背負うことでハゴロモの幼虫になりきり、仲間のふりをしてハゴロモに接近し、捕食する。

クサカゲロウ類の幼虫は、ハゴロモやキジラミ、アブラムシなどを食い殺しながら成長するが、こうした虫(同翅亜目)はしばしばアリによってガードされている。さらに、同翅亜目には体を綿で覆うものが少なからずいる。そのため、クサカゲロウは獲物の綿を奪って身に纏うことで、ガードマンであるアリをだます小道具に使う。まさに羊の皮を被った狼。

静岡にて。

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