427.jpg麗しのハエ。日本にもいるミドリバエ属Isomyiaと同属か、その近縁属に思える。ある区画に数匹集まり、テリトリーを張っていた。通常は翅をハサミのように重ねて止まるが、テリ張りの際は重ねずに止まっていた。侵入者を追うために頻繁に飛び立つ必要があってのことだろう。

ミドリバエを含むツマグロキンバエ亜科Rhiniinaeの仲間は、国内外を問わず成虫はときどき見かけるが、幼虫がどこで何をしているのかよく分かっていない。親戚筋のキンバエ類とは異なり、腐食物から発生する訳でないらしい。肉食性で、何かを捕食して育つ可能性が高く、一説にはアリ・シロアリ(場合により直翅目)と関係ある生態をもつともいわれる(Dear 1977)。

マレーにて。

参考文献
Dear JP (1977) A revision of Australian Rhiniinae (Diptera: Calliphoridae). Aust. J. Zool 25: 779-826.

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