519.jpg光米搗の一種。とあるこの世の楽園で。

コメツキムシの中でも限られた大陸にしかいないグループで、かなり種類が多い。これは、日本のサビキコリとほぼ同大の小型種で、生息地での個体数はかなり多かった。夜、5,6m位の距離からでも容易に発見できるほどの光量だった。

光米搗の仲間は、胸部背面に2つの発光器をもつことで有名な虫である。しかし、大型のある種にはその2灯の他にもう1灯、胸部腹面にも発光器を持つものがいる。驚いたことに、この手の種では背面の2灯は緑に光るのに、腹面の1灯はオレンジに光る。
しかも、緑灯は地面に止まっているときだけ点灯させ、オレンジ灯は飛んでいる最中しか点灯させないのだ。地面から空へと飛び立つ瞬間に両灯の切り替えを行うため、両灯が点灯しているのはこの切り替え時である2,3秒間だけ。翅を開こうとする時、それまで暗かった腹面が次第に赤く燃えるようにボウッと光り始め、それがどんどん明るくなったと思ったときには、もうそこに虫の姿はない。まるで、虫の体内の核融合発電システムが稼働するかのようで、メチャクチャかっこいい。

今回の遠征でお世話になった方々には、この緑・オレンジ灯が両方点灯している奇跡の瞬間を披露いたそうと思っております。

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素晴らしい!
きっとアルパカの置物じゃないかと思ってた人もいるのでは(^_^;)

某ナニがし|2013.10.22/20:24
間違えました(^_^;)
アルパカの毛で作ったモルモットの置物でした(^_^;) 
 
某ナニがし|2013.10.22/20:47
はは(^_^)
richoo|2013.10.23/07:46

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