双想ノ唄ネオトロピクス・諸々

南米の写真は、これで終わり。

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オオズアリPheidole sp.の巣にいたアリヅカムシ。アリヅカムシとしては破格の巨大種。なぜか雰囲気が日本のハケゲアリノスハネカクシLomechusa sinuataに似ている。ペルーにて。

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オオズアリの巣にいたハネカクシ。アリからは無視されていた。しかし、これは好蟻性なのかどうかよく分からない。ペルーにて。

コウチュウ・マンマルコガネ
マンマルコガネ一種。灯火に飛来した個体。透明感のある赤色で、虹色の光沢を持っている。マンマルコガネは世界中の熱帯にいて、粘土状の物質=糞で木材を覆いながら食い進むタイプのシロアリの巣で見つかることが多い。大抵好まれるのはイエシロアリ属Coptotermesやテングシロアリ属Nasutitermes。エクアドルにて。

コウチュウ・マンマルコガネ
テングシロアリの古巣にいた別種のマンマルコガネ。交尾中。エクアドルにて。

コウチュウ・マンマルコガネ
テングシロアリの古巣にいた、また別種のマンマルコガネ。落ち着いた鶯色が渋い。東南アジアのマンマルコガネは煌びやかな種が多いが、南米のはこういう感じの種が多いような気がする。エクアドルにて。

コウチュウ・マンマルコガネ
別のマンマルコガネ。夜間倒木に来ていた。妙に泥で薄汚く汚れた種類だな、と最初思った。しかし汚れていたのではなく、そういう模様の種類だった。エクアドルにて。

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テングシロアリの巣にいた小さなハネカクシ。シロアリの歩いた跡を正確にたどる。ペルーにて。

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テングシロアリの巣にいたハネカクシ。腹部が大きく肥大している。シロアリと共生する甲虫やノミバエにはこういう姿の種類がとても多い。これは単に餌を沢山食べて膨れたわけではない。
この手の虫は羽化直後は普通の姿をしているが、シロアリとの共同生活が長引くに従って腹部が成長し、巨大になっていく。シロアリの持つ化学物質に接触し続けることが引き金になって起きる現象と言われている。昆虫は成虫になった後は体が成長しないというのが常識だが、彼らは例外中の例外。ペルーにて。

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テングシロアリの巣にいた、とびきり奇怪でおぞましい姿のハネカクシ。数ある好白蟻性ハネカクシの中でも、相当珍奇な部類だろう。最初見たとき、甲虫とは思えなかった。動きは鈍く、ゆっくり歩き回る。胸部を見たとき、摘出された眼球を連想した。ペルーにて。

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真横から見ると分かるが、この虫は腹部を曲げて上に反らせている。つまり、腹の裏側を背にして過ごしているのである。ペルーにて。

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