602.jpgホラヒメグモ一種Nesticus sp.。洞窟に住むクモの仲間で、各地の洞窟ごとに種分化している。

富士山周辺一帯の地下には、過去の火山活動のなごりで大小無数の洞窟や洞穴が出来ている。それら地中空隙は、いろんな種類の地下性微少生物の住処になっている。そんな洞窟のうち、とある一つに入る機会が先日あった。

603.jpgこの洞穴には、ホラヒメグモはきわめて多かった。体に模様のあるやつとないやつがいたが、同種の色違いか別種かはわからない。富士山周辺にはフジホラヒメグモN. uenoiという固有種が広く分布することになっているが、この種の典型的な個体は体に模様がないばかりか目も退化しているらしい。この洞穴で見た限りの個体は、全部目があった。

604.jpg
岩と岩のごく狭い隙間に、不規則に糸を張り巡らして巣を構えていた。

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