620.jpgイガウロコアリPyramica benten。静岡にて。

見慣れない雰囲気のアリで、照葉樹林帯の土中に生息する。動きはとてもゆっくりしている。

640.jpg目が頭の下側に付いているため、真上から見ると顔がない不気味な生物に見える。

639.jpgこの仲間は見た目に寄らず肉食の優秀なハンターで、種類によりトビムシやナガコムシなど、決まった土壌動物しか襲わない。獲物を追い回すタイプではなく、アゴを開いて待ち伏せする。知らずに獲物が頭を踏んづけた時、高速で噛みついて毒バリで刺し殺すらしい。

本種を含むアゴウロコアリ属は日本に20種弱いるが、どれも数が少なく珍しいものばかりだ。その中で本種はそれでも比較的遭遇頻度が高い種である。暖地の森で半日ばかり石を裏返して回れば、1コロニーくらいは見つけられる。

静岡にて。

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