3012.jpgハイラックス。ケニアにて。

車で移動中、立ち寄った休憩場にたまたまいた。木に登り、葉を食べていた。モルモットくらいの大きさで、見ていて愛らしい。見終わった後、同行者らと「いやー、まさにゾウだったな」「ほんと、あの体つきは実にゾウであった」などと、心にも思っていないことを言い合った。

3009.jpg高速道路でナイロビを移動中、眼下にスラム街が広がった。ただでさえ治安の悪いナイロビの中でも、ことさら筆舌に尽くしがたいほど危険なエリアで、外国人は当然のこと現地人でさえ迂闊に立ち入れない。

3015.jpg
アフリカハゲコウLeptoptilos crumeniferus。ケニアにて。

死肉漁りの怪鳥として有名だが、驚いたことにナイロビの大都市中心部にたくさん住んでいる。道路沿いの街路樹に、何羽も営巣しているのが容易く見られる。生ゴミでも漁って生きているのだろうか。排ガスにけむるナイロビの街中で、高層ビルの谷間を何羽ものハゲコウが旋回する様は、何度見ても異様であり壮観。

3014.jpg
ヒナもいた。怪鳥と言えど、自分の子には最大限の愛情を注ぐ。たまたま乗っていた車が入った屋外駐車場の敷地内に、大きな営巣地があって撮影できた。運転手曰く、これの糞は強い酸性で、車にかかるとすぐ錆びる。ナイロビで屋外に駐車する時は注意が必要らしい。

3013.jpgノネコFelis catus。ケニアにて。

ケニアでは、東南アジアほど野犬は多く見ない。その代わり、至る所に猫が多い。しばしばレストランなどに勝手に入ってきて、客の食べ残しを喰い漁る。中にはとても厚かましい個体がいて、ナイロビの飯屋で見たこいつのように人の座っている席の下にいつまでも陣取っている。思い切り爪を立て、どこを歩いてきたかも知れぬ小汚い前脚で人の太ももを引っ掻いて餌を要求するため、かなり鬱陶しい。
また、こういう熱帯のノネコには疥癬にかかった個体が少なくない。そうした個体が、わざわざ寄ってきて身体をこちらの足にこすりつけてきたりするので、衛生上とても問題がある。

犬でも猫でも、嫌がっている人間を見抜いてわざわざそこへ寄りたがるあの性質は何なんだろうか。

3006.jpgイエスズメPasser domesticus。ケニアにて。

街に普通にいる。日本のスズメとタメサイズだが、それとは異なりオスとメスで体色がかなり違う。オスは頭頂が灰色の他は赤みの強い茶色で、なかなか綺麗。メスは全体的にすすけてパッとしない。
日本のスズメを見慣れた身としては新鮮な外見の恐竜だが、世界的にはこっちのほうが遥かに広域分布種で、メジャーな存在。

その生息環境の性質上、例によって目の前にいても撮影できないことが多い。三週間の滞在中、何十回となく見たうち、撮影できたのはたった一回これ一枚のみ。