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3485.jpgスカシカギバ幼虫Macrauzata maxima。兵庫にて。

鳥糞に擬態していることで有名。幼虫期に鳥糞擬態するチョウやガはいくつかいるが、中でもこいつの似せっぷりは神懸かりのレベルだ。色ツヤはもちろん、日中の休息時に体をくの字型に曲げるところなど、鳥糞にありがちなさまを見事に再現している。ケツから突き出す突起も、糞に混ざった未消化物っぽくて素晴らしい。

3484.jpg遠目に見たら、これを虫とは誰も思うまい。何よりこの虫の驚異的なところは、幼虫期にこれほど汚らしいなりをしていながら、成虫はまるでステンドグラスのような美しい翅の姿に変わることである。

3429.jpgサトキマダラヒカゲNeope goschkevitschii。茨城にて。

ド普通種なうえ、小汚い色彩でたいそう人目を引かない。大概の人間にはガと間違えられる始末。しかし、世界でも日本にしか生息しない、我が国の誇るべきチョウでもある。

3428.jpgふと腰を下ろした場所で、脇を向いたときに気づいた。我ながら、よく気づけた。写真に撮ってしまえば大したことなさそうな感じに見えるが、実物を日中の自然光で背景と見分けるのは、相当に難しい。そういう風にできているからだ。

埼玉にて。

3427.jpgウラナミアカシジミJaponica saepestriata。埼玉にて。

久々にまじまじと見た。この模様の美しさは、一体何なんだろうか。これが多い雑木林は、萌芽更新が滞っていない状態にあると言える。

3426.jpgアカシジミJaponica lutea。埼玉にて。

ものすごく久々にまじまじ見た。日本の雑木林の初夏はこれがいなければ始まらない。