2981.jpgヒメホソクビゴミムシBrachinus incomptus。茨城にて。

ガス銃を隠し持つ。平地の水田脇に生息する、典型的な里山昆虫。河川敷のもっと砂っぽいところに多いコホソクビゴミムシに一見似ているが、全体的に横幅がより広い。そして前翅に青みの光沢がない。拡大して撮影すると、むしろオオホソクビゴミムシと区別しがたい雰囲気。
割と少ないらしい。ネット上にも画像が多くない。俺も生まれて初めて見た。

現在、根城にしている谷戸には、これをはじめおびただしい数と種の湿地性ゴミムシがいる。だのに、なぜ粉もんとシャイニングイエローサイドがいないんだ。せめて前者くらいはいるはずだぞ。

2963.jpgアカガネサルハムシAcrothinium gaschkevitchii。茨城にて。

ブドウ科の植物によくついている。普通種ながら、目を見張るほどの美しさ。見たままの色彩を再現するのがとても難しい、写真家泣かせの筆頭。相当頑張ったのだが、これとて本来の色とはほど遠い。

2961.jpgアオゴミムシChlaenius pallipes。茨城にて。

ド普通種だが、こいつの美しさはもっと世間で評価されていい。また、ド普通種とはいえ湿地環境を好むので、都市近辺ではやや発見に難儀する。

掴むと特有の正露丸臭を発する。ゴミムシマニアの中で、この臭いを嫌がる者に一人とて出会ったことがない。

2957.jpgヒラタアオコガネAnomala octiescostata。茨城にて。

もともとは西日本に多かったらしいが、最近やけに北上している。芝生の害虫だそうで、美しさの割に嫌がられている。

2946.jpg地下性生物。

北日本のある洞窟内で見つかっている種。ピンポイントで生息する洞名を冠するため、ネット上に名前なんか書けない。とはいえ仮に書いたところで、あんな辺鄙なエリアのあんな到達困難なルートをヤブ漕ぎしてまで、こんなものを乱獲しに行く変態がいるとは到底思えないが。

これが属す種群は、基本的に僅かな複眼の痕跡を残している種で構成されているはずだが、この種には明らかに複眼がない。