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3598.jpgコカマキリStatilia maculata。茨城にて。

緑の奴なんて本当にこの世にいるんだろうか。酔っぱらいの見間違えだろう。

佐々木

3587.jpgササキリConocephalus melaenus。兵庫にて。

笹藪で静かに、地味に鳴く。昔からササキさんという名字の人間を見ると、常にその背後にはこの虫のスタンドが見える。

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とうとう腹端までメスのキバが到達した。まもなくこの部分も食われ、オスの体はこの世から完全に消滅する。しかし、オスは試合には負けたが勝負には勝った。

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オスはだいぶ体を食われてしまったが、まだ腹部は連結したまま残っている。そして、メスに精子を送り続ける機能も余裕で生きている。この部位まで食われてしまって初めて、オスは完全に死んだことになる。そうなる前に、少しでも多くの精子をメスの体内に流し込まねばならない。もはやオスにとって生殖器以外の胴体は、メスのキバが生殖器に届くまでの時間稼ぎでしかない。

メスがオスの胴体ばかりか、翅まで食うとは知らなかった。

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半身を食われた状態のオスは、いつの間にかしっかりと腹端をメスのそれと連結させていた。メスに捕まった後、オスは体をメスと平行な位置に引き寄せられたが、この時に腹端をやみくもに振り回してうまく当たったらしい。
カマキリのオスは頭を落とされると、自動的に腹部をあらぬ方向に曲げつつ交尾をせがむモードになる。オスは死にながら交尾することに成功した。