どどん波

3368.jpgツクネグモPhoroncidia pilula。茨城にて。

樹皮の間に、たった一本の糸を張ってこれを網と言い張る怠惰なクモ。しかし、ちゃんと獲物がかかるのだから大した物だ。糸には粘液の球が並んでいて、これを脚で押さえている。まるで、足先からビームを放っているよう。

珍しくはないが、ゴマ粒ほどもない微小種ゆえ発見は面倒。名前のツクネは焼き鳥のアレではなく、ツクネ芋から来ているらしい。

3365.jpg綺麗なハエトリ。茨城にて。

ハエトリの仲間は種により、見る方向で目の色が変化する。その様が昔から不思議で、美しく思う。

3356.jpgキシノウエトタテグモLatouchia typica。茨城にて。

ハッチに隠れて、獲物が近くを通るのを待ち受ける。

3121.jpgアギトダニ系の肉食ダニ。四国にて。

洞窟深部でいくつか見かけた。脚がすらっと長く、眼らしきものはない。恐ろしく高速で走り回り、しかも一向に立ち止まらない。辛抱強く待ち続け、15分後にようやくスタミナ切れで立ち止まったところを撮影した。

日本の地下性ダニ類に関しては、地下水に住む珍奇な種が多数知られる一方、陸生種でさほど特殊化したものはほとんどいないという話を聞いたことがあるが、実際の所はどうなんだろうか。

3115.jpg地下性ナミハグモ一種。

東海地方の洞窟内で見出された。この仲間は見るべき部位を見なければ絶対に種を判別できないし、してはならない。