784.jpg石灰岩洞で見た、純白の洞窟性トゲトビムシ。目がない。

785.jpgコウモリのクソが今日の馳走。

洞窟内には本来、生き物の餌になるような有機物がほとんどない。しかし、洞窟に住むコウモリは毎日外へ出て餌を採り、ふたたび洞窟に戻ってきて糞という形で有機物をもたらすため、これが洞窟内の微生虫どもの貴重な栄養源になる。コウモリが微生虫どもを養ってやっているようなものである。
同じような洞窟でもコウモリが住んでいるのといないのとでは、生息する微生虫どもの種類と個体数が格段に違う。


何となく、洞窟の小虫に対しては「微生虫」という言葉を使いたい気分なのである。

623.jpgマルトビムシの仲間。全身赤い奴。

625.jpg黄色い地に黒のストライプが入った奴。

624.jpg全身に呪詛をまとった、耳なし芳一タイプの奴。

静岡にて。

柄モン

636.jpgたぶんチョウセンアオイボトビムシMorulina triverrucosa。似た種が数種いて、区別するにはイボの配列や体毛の形状を見る。

静岡にて。

587_2013122123175206f.jpgトゲトビムシ一種Tomoceridae sp.。触角まで入れると余裕で1cm超えの、巨大トビムシ。年中いるのかもしれないが、寒冷期にやたら見かける事が多い。森でふとしゃがむと、たいてい視界のどこかしらに1匹はいる。長野にて。

妖怪列車の車窓から

IMG_4132.jpg
イボトビムシ一種Neanuridae sp.。とても小さな虫だが、その背中にさらに小さなダニが乗っている。おそらくコナダニ科Acaridae sp.。コナダニの仲間は、若齢期にヒポプスと呼ばれるカプセル状の形態をとる場合がある。餌を採らず、ただモノにしがみつくだけの状態。生存不適な環境になるとこの姿になり、他の生物に便乗してその場から逃れる。
静岡にて。

ほんのちょっとだけ記事を改変。勉強になりました。