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4300.jpgシリアゲコバチLeucospis japonica。茨城にて。

春先、ツツハナバチ類が営巣していた所に多数来て寄生していた。こいつの腹の形はどうなっているのか、何回見てもよく理解できない。

4289.jpgニワハンミョウCicindela japana。茨城にて。

これが庭先で見られる家なんて、今の日本にあるのか。あったら相当なブルジョワだ。

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ヒメベッコウ一種Auplopus sp.。茨城にて。

似た種が多く、外見で種は確定できない。泥を集めて複数のカプセルをこしらえ、そこに毒針で麻酔したクモを、脚を全て切断した状態で格納する。

最近ではよくわからない理由により、このハチの名をヒメクモバチと表記せねばならないらしい。しかし、これとは別系統のハチでクモヒメバチという仲間がいるため、その名を使いだすと恐ろしくややこしい。門外漢が見たら、100人が100人ヒメクモバチとクモヒメバチを混同するのは目に見えている。本当によくない名前だ。今更わざわざ付け直すような名ではなかろうに。
もっとも、ヒメベッコウの名にしても、とあるカタツムリの一群に全く同名のものがいるので、ややこしいといえばややこしいのだが、この場合ではそもそもあまりにもかけ離れた生物同士である。日常会話の中で、ベッコウバチとカタツムリの話を同時にする局面などまずありえないので、両者が同名ゆえに話し手聞き手が混乱することはあるまい。だが、ヒメクモバチとクモヒメバチは同じハチの仲間で、しかも双方ともクモを獲物にするという生態まで共有する。同じハチという分類群同士の片割れに、あえてこんな紛らわしい名を付け直したことが問題なのだ。

私は一貫として、ベッコウバチのことをベッコウバチと呼び続けており、いかなる理由があっても〇〇〇〇(入力するのも嫌)の名を使わない。それは単なる個人的な懐古主義のみならず、上述のような問題を良しと思わないことによる。

4288.jpgカシコスカシバSynanthedon quercus。茨城にて。

栗の樹幹に降り立ち、産卵していた。ホソアシナガバチ類に恐ろしくそっくりな色彩で、特に飛翔時はまず区別できない。

4279.jpgツクバハコネサンショウウオOnychodactylus tsukubaensis

限られた山にだけ住む絶滅危惧種。国内希少野生動植物種に指定されているため、捕まえるのはおろか触るのさえ違法。しかし、生息地を開発により破壊するのは何ら問題ない。撮影地近傍の環境は、それはもうひどい有様である。

環境行政の役人様方は、生き物マニア共がネット上で嬉々として「〇〇採った!」と上げている記事や書き込みを逐一確認しているらしい。それにより、何の野生生物が特に乱獲されているかをせっせと調べては、乱獲の危機だなどと言ってそれを法律でどんどん採集禁止になさっている。
一方で、ネット上には生き物マニア共が「この希少種がいた草原がメガソーラーで潰された・・」とか「あの絶滅危惧種のいた水路が改修で埋められた・・・」などの情報を多数載せているわけだが、当然それにも逐一反応して対処しておられるのですよね。その割には毎年全国各地で、生き物マニア共の嘆きの声が止まらないようですが。